本日の休み、早朝にランニングに出たら珍しく天気も良くて暖かい。
ゼファーに乗るか!
「風が強いから、バイクは止めた方がいいかもよ」
家人にたしなめられるもぼくは既にカドヤの革ジャンをはおっていた。
久々にセルをまわすもすっかりいじけたゼファーくんはなかなか目覚め
ない。数回目にしてようやくいなないた。
さて、どこへいこうか?とりあえず南下すればさらに暖かな気候になる
だろうなんて甘かった。
R4バイパスの二本松を過ぎると雲が多くなり、急に気温が下がってきた。
郡山に入るとぶるぶる震えがでてくる。
こいつはいかん。昼食はやはりラーメンで暖まろう。
というわけで、郡山駅前の古い商店街にある”枡はん”という食堂へ、おそ
らく15年ぶりぐらいに再訪しました。
前回は、家族(女房子供とばあちゃん)と来た記憶がある。
その時とオーダーしたものは同じだと思う。濃い口ラーメン、いや正しくは
濃い口チャーシューメンだ。
濃い口といっても全然辛くない。むしろマイルドで、旨味の効いたスープが
とっても美味しゅうございました。細麺もよくスープによく絡む懐かしい感覚だ。
半チャーハン250円もなかなか美味しかったぜよ。
この飴色のスープ。これが当節話題の郡山ブラックの元祖的な逸品だ。
いずれ郡山ブラックを扱う店については徹底的にリサーチをかけたい。
「バイクだと寒くて大変だね」
暖簾を下ろす(ランチ営業のようです)オバサンに見送られ、ゼファーは始動
する。
ぶるぶる震えながら福島市内のバイクショップで今年最後のオイル交換を
済ませた。ところがエア・バルブが割れていたのが発覚。
当然交換となり、思わぬ出費が痛かったが、これはやむなし。
筆者は老いぼれても武人のはしくれ、政治については多くを語らぬが、その後、
投票という国民の義務を果たしに向かう。
近ごろの若者は旅をしない。北海道ツーリングしないとしたり顔でいう方々が
いるようだが、そんな個人の嗜好的なことはまったく人の勝手であり、大きな
お世話であり、ナンセンスだと思う。旅には行きたい人がいけばよい。
それより、せめて選挙ぐらいはいけ・・・
といった方が世のため人のため、日本の未来のためになるだろう。