この日は、大阪のマエダさん、同じくクボヤマさんも帰宅されるそうだ。

先日、大部屋でごろごろしながらマエダさんと話をした際、子供の頃に2年
ぐらいは札幌に居たとうかがった。

親さんの転勤の都合で転校が多かったみたい。北海道も子供の頃から
あちこちまわり、現在はほとんど旅し尽くしたらしい。

「ウトロから船で知床岬をまわり羅臼にいった記憶があるんですよ」

『それは、知床横断道路ができる前の時代のことですよ』

など旅の話が尽きなかった。彼は午前中までスキーをしてから千歳に向かう
そうだ。1週間の長きに渡り、同じ大部屋でお世話になりました。

クボヤマさんも朝のうちにでかけるそうなので見送りをする。気さくな人柄で
ここ数日行動を共にし、すっかりお世話になった。また会いましょう。

さすがにこの時期になると次々と旅立たれる方が出てくる。

さっ、びしぃねー(田中邦衛風)

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さて、本日のツアーはナイアガラの滝だ。北米のではございません(当然なが
ら)。メンバーは、ガイド村長さん、くっしーさん、大阪のアラキさん、ゴロウさん
でした。しかし、大阪の方が本当に多い。

まずまずの天侯のなか、伊達市大滝区の長流川中流域にある総合運動公園
へ向かった。このあたりも夏はずいぶんオートバイで走っているはずなんだが、
まったく違う白い世界だった。

運動公園の駐車場でスノーシューに履き替える。本当にこのスノーシューって
軽くて扱いやすい。職場にあるスノーシューは重くて扱いづらかったので、実用
にいたらなかった経緯もあった。

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くっしーさんだけは、短めのスキー板を使用していた。これで充分らしい。

ルートはクロスカントリーのコースになっているので、スノーシューで荒らさない
ように川沿いの新雪の中を歩いた。

すると・・・

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突如、川の地盤沈下でできたというナイヤガラの滝が見えてくる。

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残念ながらというか、当然のことながらナイヤガラの滝はほぼ全面結氷であった。

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空の一部に青い色がのぞき、滝の下の部分は、青い流れが見える。

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セイコマで購入した弁当で昼食を食べ終え、帰路につく。ここは秋に来たら凄い
紅葉の光景になると思った。

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帰りがけに三階の滝に立ち寄る。その名の通り、三階なのだが、ほぼ凍っていた。

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下の方の凍ってない部分の水は、青色に見え神秘的な感じがする。

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すぐ近くに「全国に類なき甘露法水」とある。少し、飲んでみたら冷たい・・・のは
確かであった。

宿に戻ると、今度はくっしーさんが帰宅されるとのこと。

『純、いつでも富良野に帰ってこい・・・』

「ゴロウさん、富良野じゃなくニセコよ」

ユミさんからたしなめられる。

とにかくまた夏に会いましょう。お世話になりました。

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↑羊蹄山が笠をかぶった図

その後、大阪のボーダー・アラキさんと話し込んだ。

彼は以前、仕事の都合で宮城県岩沼市に住んでいたことがあるそうだ。

『あのあたりも震災の被害がかなり酷かったですね』

「そうです。かつて暮らした町が津波に呑まれていく映像をみて、号泣して
 しまいました」

情に厚い男なんだねえ。

「ゴロウさんは、沖縄にはいかないんですか?」

『いや、俺はもう北海道だけで充分だよ』

彼は夏の北海道ツーリングの経験もあり、沖縄もずいぶん旅しているそうだ。

「北海道の旅が好きな人なら必ず沖縄も好きになりますよ」

実は過去に3度ぐらい沖縄を旅する企画があった。けど、そのたんびになにか
不慮のアクシデントが発生して中止になった経緯がある。

縁がなかったのかもしれない。

まあ、そんな感じで旅についてもアラキさんと熱く語り合った。

こういう会話ができるのは、お互いが場数を踏んだ旅人でない限り難しいと思わ
れる。

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夕食は親子三人でいらしているご家族と雪の神と称されるスキーのプロ・
タナカさん、そしてアラキさんたちと楽しく済ませた。

久々に食べたユミさん特製の爆弾コロッケが実に美味しかった。とても懐かしい
味である。夏以来、ぼくの大好物になっていた。

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今宵の温泉は、お馴染みのニセコ駅前の綺羅乃湯だ。

じっくりと湯に浸かり、今日一日の疲れを癒した。

アンビに戻り、宴会で適量のワインに舌鼓をうち、早めに就寝する。

なんだか健康になってしまったみたい?