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7時半ぐらいに目覚めた。外は相変わらず猛吹雪である。おそらくゴンドラは
停まり、リフトも上の方は動いてないだろう。

でも宿のツアーも特にないようなので、本日もビレッジで修行?いたそう。

朝食をがんがんいただき、ビレッジスキー場まで送ってもらった。一緒に乗り
合わせた皆さんはヘルメット着用の猛者ぞろいでなんだか迫力があった。

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さて、ダメ野郎のゴロウさんは、バンザイチェア付近でトナカイを発見し、大喜び
で撮影しまくっていた。どんだけ動物が好きなんだ。情けないなあ。

「とうさん、情けない」

『とうさんのどこが情けないっていうんだ!』

(北の国から’87初恋より)

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まあ、それでも意を決し、リフトを乗り継ぎながら高度を上げていく。しかし、この
寒さ、暴風雪、とてもじゃないがスキーをやっている場合じゃない。

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そしてコケまくり、転がりまくりしながら本日ものたうちまわった。本当にスキーが
ヘタクソになったものよのう。我ながら情けない。そして動きを止めると凍るような
寒さが襲ってきた。試練だ。

お昼は、ヒガゴン近くのスキーセンターでマエダさんと昼食をとることになっていた。

満身創痍でスキーセンターに辿りつくとマエダさんは既にカップメンを食べていると
ころだった。室内がラーメンの香ばしい匂いに溢れている。

ぼくもザックからカレーパンを取り出すと、ぺちゃんこに潰れ、中からカレールーが
噴き出していた。つまり転倒のダメージが直撃したらしい。しかもカレーが凍ってい
た。

潰れたパンとコーヒー牛乳を流し込み、午後の部へと向かう。

何度かマエダさんとリフトで上がり降りてきた。

「ゴロウさん、体が後傾過ぎなんですよ。それではコントロールが難しいし、なにせ
 疲れます。もっと思い切り前のめりにしないといけません」

実はマエダさんもスキー1級の資格を持つ熟練だ。非常に適切なアドバイスを頂戴
した。しかし、ロートルなゴロウさんは頭でわかっても体がいうことを効かないという
悲しい現実にさいなまれる。

まあ、午後もこんな感じで、荒天のビレッジスキー場でのたうちまわっていたゴロウ
さんでした。

宿に戻り、この日の温泉へと向かう。場所は蘭越駅前”幽泉閣”だ。ここは初めて
なのだが美人の湯といわれるほど効能が高いそうだ。冬だと利用頻度が高いみた
い。そして湯上りのビールがうまいねえ。

今宵の夕食のチキンソテイも実に美味しく、またもおかわりをした。日中、スキーで
運動しているのに食欲とお酒で、なんだか太ってきた気がする。

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大部屋も次第に埋まってきました。大阪からクボヤマさんがこられた。後に判明す
るのだが、語学堪能で体力抜群のオールマイティな方である。気さくな人柄だし。

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宴会のおかずにカマ(マグロだったかな?)登場。凄い迫力だ。

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南相馬に住んでいた頃、近所の寿司屋さんでよくカマをもらえたので、捌き方は
心得ている。とりあえず割ればいい。

するとゼラチンたっぷりの実がこんなに・・・

おっ、いっ、しい・・・ねえ(田中邦衛風)

今宵の宴もほどほどの時間まで盛り上がり就寝。

布団に入るとドロのように瞬時に爆睡してしまう。