IMGP0253


新年度となり、なにかとワタワタとしている今日この頃だ。

そんな中、当HPのオリジナル小説のひとつ”知床岬物語”の題名を
シリエトクの奇蹟”と変更した。

中身はそんなにいじってないのだが、なんだかあまりにもストレート
過ぎるタイトルだったもので。

筆者が実際にシリエトクへ向けてトレッキングしたときの体験がベース
なのだが、ストーリーはほとんど妄想、いや架空の出来事である。

主人公は、筆者というよりもカミイリョウという素直で真面目な青年とい
う設定にしてある。

リョウぐらいの年頃だと生意気ぐらいがちょうどいいのだが、どうも筆者
が扱い易いような若者に仕上がってしまった。

したがって追記では、筆者のモデルになった人物はほとんど登場させず、
あくまで真面目で一途な青年リョウの自己完結型という流れにもっていっ
た。

まあ、まだご覧になられてない方は、お時間のある時にでも読んでやって
ください。

今、当時を思い出してもただの登山などとは比較にならないほど、辛い、
というより難所やヒグマの不安や恐怖でビビっていた気がする。

信じられない卑劣な妨害工作などもあり、昨今はオリジナル小説を描く
気力もなくなっていた。

でもよ、私利私欲でやっていたわけじゃないので、また時間ができたら、
創作活動も考えてみようかと少しは思うこの頃でした。

ほんとに少しなんだけんど・・・