武市瑞山切腹・・・

大河ドラマでも史実の通り、古来至難といわれた三文字の切腹を見事に成し遂
げて絶命するシーンまで、しっかりと考証されていた。

牢まで龍馬が会いにいったのはフィクションだと思うが、半平太の死は彼にと
てつもないダメージを与えたと思われる。

妻の富子。毎日、牢まで3食の弁当を届けたという。

子はなくとも女は生涯妻だけ。本当に一途な生きざまであった。

罪名は吉田東洋暗殺ではなく、主君に対する不敬罪である。

山内容堂も武市を死罪にさせてしまったことを生涯悔いて、

「武市、すまなかった」

と、明治になってもこぼしていたといわれる。

神道無念流免許階伝、江戸で塾頭の経歴あり。学識も高く白皙の美丈夫なり。

明治まで生き永らえば、現代の日本の在り方も違うカタチになっていたやも
知れないと筆者は密かに思うなり。

幕末四大暗殺剣、岡田以蔵は身分が低いため、切腹ではなく斬首される。

生涯を武市のために捧げた以蔵の最期も憐れだった。

なんだか無性にやるせなくなってしまう。

龍馬伝は、これらの苦悩を乗り越えて、第三部へと・・・


ふたたびと 返らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり

ちなみに、うちの何代か前の先祖も神道無念流の免許をもらった証明書みたい
な巻物が実家にあったりしました。