知床の野営場は、鹿牧場である。
バンビのこんな↑光景が、テント越しに普通に拝めのだ。
鹿好きの方は、是非、国設知床野営場へ・・・
近くには夕陽台の湯という温泉銭湯があり、歩いて行けるし。
最後にこのキャンプ場を利用したのは、知床岬を踏破した、
2005年である。
管理人のオジサンは、とてもいい人で、なんやかんやと世話に
なったものだ。
歩いてウトロの歓楽街?までもいける。
一休屋という旅系には超有名な食堂で、ビールをがんがん飲ん
で、刺身などをたらふく食べた。
帰りにがけに店員のオバサンから知床の絵葉書をもらった。
普段、照れくさくて手紙など書かない筆者であるが、この時は、
まさに知床岬へ向かう直前だったので、珍しく妻子に手紙を
書いた。
「パパは元気で知床にいるよ。あさってから、いよいよ知床岬へ
向け突入します。必ず無事に還ってくるから心配するな。暑中、
くれぐれも御身大切にしなさい。達者でな」
知床岬ぐらいで大げさとか、キタノは知床岬の自慢ばかりすると
事後になると、陰でいろいろいう人もいたそうです。
これはもちろん筆者がいった言葉ではないが・・・
「羅臼岳を登らずして、知床を語るなかれ」
「礼文の8時間コースを歩かずして、礼文島を語るなかれ」
「利尻山を登らざるして、利尻島を語るなかれ」
こういう言葉を聞くととても悔しくて成し遂げなければ気が済ま
なくなる。
なにせ重症の北海道病なもんで、熱く激しい闘志が湧いて
きたりした。
北の難関を目標にし、ひとつひとつ達成していく旅もそれなり
に楽しかった。
シリエトクには、40歳をいくつか越えていたけど、辿りつけて
本当にラッキーだった。当初は自分には不可能だと諦めか
けたこともある。
次はウトロ側から?
それは多分無理だと思う。泳ぐポイントが2箇所ぐらいあるので、
かなり天侯に左右されるだろう。
それでもつき合ってもいいという方がおられるなら、考えてみても
いいような価値はありそうです。