DSCF0200


映画の無料招待券を入手していたので、本日”おとうと”を鑑賞してきた。

映画館の駐車場が激混みで、開演ぎりぎりになったけど、どうにか間に合う。

しかし、この映画を観にこられた方の年齢層は高かった。筆者よりも一回り
上の皆様がほとんどだったような気がする。

内容が”寅さん”の兄と妹版が、逆になったような感じだからかな?

さて、映画の中身は・・・

昭和の時代ならいたよね。親類筋にひとりぐらい、こういうオジサンって。

基本的にお人よしだけど、破天荒で、だらしなくて、酔うと仕切りたがり、
自分の意にそぐわないと暴れだすし、絡み出す。

でも生活力がなくて、結局、誰かのやっかいになる。

映画では、姉の吉永小百合に甘えっぱなし。なんだかんだいっていい歳した
弟がかわいくてならずに尻拭いばかっかりさせられていた。

最後の最後まで。

”お姉ちゃん、おおきに”

あえて、エンディングは書かないけど、こういう展開にもってこられると弱い。

鶴瓶の演技が素晴らしかったし、姉役の吉永小百合は見事だった。

前半は笑い声が絶えなかったストーリーだったが、最後は8割の観客がすすり
泣いていた気がした。

でも筆者は涙を流しません。ただ、両目から2本の鼻水がとめどなく流れ出し
て閉口してしまいました。

いい映画でした。


さて、今宵の龍馬伝!

東京神田ギリシャ正教ニコライ聖堂・・・

初代司祭は沢辺数馬という方であった。

ドラマの内容の通り、かつての名は山本琢磨である。

幕末、酒に酔ったあげくに喧嘩相手が落とした貴重な時計を盗んだ嫌疑により
切腹させられそうになったが、ある男の配慮で密かに逃がされた。

「死んだら、いかんぜよ」

生まれ変わった琢磨は、各地を放浪の末、函館にてロシア人宣教師ニコライに
より、キリスト教ギリシャ正教に帰依し、ニコライ聖堂建設に貢献する。

大正3年、司祭は、自分の命を救ってくれたある男に感謝しつつ、この世を
去った。

ある男とは、琢磨の親戚筋にあたる・・・

坂本龍馬だ!

なんだか、映画もドラマも感動的な一日であった。