「キタノさんが、北海道で一番好きなところは?」
『ああ、躊躇いなく答えるね。誰がなんと言っても礼文だよ』
3年後の猛暑の夏、俺は久しぶりに礼文林道へ入った。ベルトには「肥後の守」
の銘刀がぶらさがっている。
拙い自分のオリジナル小説”島風”のエンディングの一節です。
もし、まだ読まれたことのない方、よろしければお暇なときにでも・・・
などと書いたのは、この夏、もし渡道できたのなら礼文島へ6年ぶりにいきた
かった。
あの島の独特の雰囲気って旅情をかもし出す。
稚内の宗谷岬は最北端だが、礼文のスコトン岬は最北限といわれている。
「日本の最北端って、宗谷岬だったんだ」
「そうや!」
あっ、あれPCごしに吹雪が・・・
愛とメロンの8時間コースとか懐かしいねえ。
あの西海岸の海の色は積丹ブルーと双璧だと確信している。
澄海岬の美しさ、ゴロタ岬からの眺望・・・
礼文に還りたい・・・
次に島へ渡ったら4度目となるか?
でも、こんな夢みたいな島の話は、現実にいった旅人にしかなかなか理解しては
いただけない。
忘れないで♪忘れないで♪この島のことを♪
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