昨今、急に冷え込みが厳しくなってきた。

一昨日のことなのだが、安達太良山系も吾妻連峰も頂上付近は薄っすらと
冠雪しているのが肉眼でもはっきりと見えた。

いよいよ冬来る。

うちでもついにファンヒーターを出した。

しかもなんだか俺は風邪気味で鼻水が止まらないし。

キャンプで鍛えても家の中では別物らしい。

それよりも3連休、多少、やるべき仕事はあるが、できる限り日常のことは
忘れよう。

もっと本も読みたいし、少し寒くてもバイクにも乗りたい。

そういえば山には全然入ってなかった。

茸採りにも行きたいが、もう遅いか?ぎりぎりでムラサキシメジやクリタケ
ぐらいなら里山で見つかるかもしれない。

茸採りって、亡き義父にある程度は仕込まれたんだけど、かなり奥が深い。

ポイントは、丈の低い雑木林に多少、松が交じるくらいのところがいい。

方角や地形も茸の種類に関係してくる。

もちろん時期も。

オリミキ、クリタケ、茸の王道をゆくマイタケなどは朽ちた樹木や切り株に
生えている。

俺が好きなのは千本シメジだ。お盆のあたりから比較的ロングランで採取でき
る。醤油味の吸い物にすると非常に美味だ。

茸は群生し易いから、1本見つけると大量に収穫できることもある。

酒を飲まないで食べるとOKだが、飲みながらだと中毒症状が出る茸もあるら
しい。

本当かどうか噂かも知れないが、信州のある地域では、あのベニテングダケを
塩蔵により毒抜きし食べるとか?バニテングダケって猛毒だと思うが。

でも、それが美味しいらしい。

まあ、石川にはフグの内臓を糠で3年つけて食べる郷土料理があるくらいだか
ら、ぞんがい真実かも知れない?

知人のじいさんは、とうとう死ぬまでマツタケポイントを言わないままに、
あの世に召されてしまった。

家族にまで言い残さないなんて話もザラだ。

香りマツタケ、味シメジ・・・

俺はシメジに一票だな。