朝倉卓弥の「四日間の奇蹟」・・・

連日、少しずつ読んでいた。

当初、あまりの地味な展開に読むのを止めようかとも思っていたが、後半、
いやほとんどエンディングに近い頃の怒涛のストーリーに驚愕してしまう。

マジっすか?

昨日から、ほとんど仕事の合い間を縫って、一気に読了した。

ああいう結末に持ってこられると俺は弱いんだよなあ。

思わず込み上げてしまいそうになった。

私の稚拙ながらの短編「島風」に少し似ていた気もするが、途中まで
あの結末をまったく予想できなかった。

同著者の作品「君の名残を」でもかなり感銘したが、今回はまた違う意味で
感慨深い読み物だと思うなり。

映画化されているようなので、今度レンタルして見るか。